日本近海で採取できそうなイカ25種をピックアップし、全種類を自分の手で捕るという勝手なチャレンジ「イカ釣りチャレンジ25種+α」を始めてから2年が経過した。
私の行動力(主に体力)のなさから思うように進んでいないのだが、それでも本当に優しい皆様のおかげで数種類のイカと新しく出会うことができた。2019年~2020年分の進捗を記録しておく。
2019年 ミミイカ・ホタルイカ・ヒメイカ
2019年は3種類。たまたま小型のイカばかりだ。小さいイカ、可愛いよね。解剖は非常にやりづらいが。
ミミイカ
Pさんのミミイカ捕りに同行させていただくことに。本当にいつもありがとうございます。 結局自力で見つけ出すことはできなかったのだが、自分の網には入れたので捕ったということになっている。
その時の様子はコチラ。 www.michael-sepio.com
ミミイカといえば砂に潜る仕草があまりに可愛いと話題。可愛いから二つも動画貼っちゃう。次に捕まえることがあれば、エアレーションして砂ごと持って帰って、この様子を観察したいな。
砂に潜ろうとするミミイカの仕草がものすごく可愛いので知ってほしい…!!#1日1イカ
— するまいか (@meika365) November 19, 2020
今日は動画〜 pic.twitter.com/PG92cOviGJ
これこれ!にょおお〜っと最初に足伸ばすのが可愛い(笑)。 pic.twitter.com/hXHGCwMTlu
— さかまつき (@makky0124_t) November 19, 2020
ホタルイカ
とうとう念願の富山遠征。 それまでイカの中ではアオリイカがイチオシだったのだが、このホタルイカすくい体験をしてからはホタルイカの順位が急上昇した。完全にハマった。茹でられた姿を見慣れているから、特に生きた姿を見た時の驚きが大きかったというのもある。富山でしか出会えないというレア感も堪らない。
嬉しすぎて3部作になった。
ばっちり解剖もした。自分のミスでオスを持ち帰ることができなかったのが辛い。必ずまた行く。
富山でしか会えない、とか思っていたら東京でも会えて驚いた話。
ヒメイカ
ヒメイカは世界で一番小さいイカと言われていて、体長2cmくらいでもう大人。語り出すとこれも要素が多いイカなのでここには書かないが、会いたさはかなり上位だった。
アマモという植物が生えている浅瀬に生息していると聞いて、自分なりに調べてアマモが生えていると聞いたあたりを調べてみたのだが、ウェーダーで行ける範囲のアマモは全滅(枯れていた)。どうしたものかと思っていたら、玉置さんがアマモ場観察会に誘ってくださった。
初めてのシュノーケリングと言うこともあり、超絶浮かれて泳ぎ回る(というか這いまわる)私。しかし目当てのヒメイカは一向に見つからない。
もう帰りましょうか、と岸に戻りながらガサガサしていたその時、玉置さんの網にヒメイカが!
そう、私の網ではなかったんだよね。そういうわけで悔しくてブログに書いてなかったのだった。これは達成と言っていいのかわからないけど、玉置さんがいいと言ったので良いことにする。でも絶対リベンジしてじっくり記事にする。
2020年 アオリイカ・カミナリイカ
さて今年。世の中が一変してしまったけれど、そんな中でも有難いことに新しいイカに出会えた。
アオリイカ
日本いか連合のいか伝道師でもある、ヤマリアの森さんが主催してくださった、エギングやってみようの会に参加させていただいた。丁寧な釣り方指導と道具の貸し出しで、気分だけはエギンガー!
何度かエギングには挑戦していたのだが、釣れた経験はゼロ。この日も4時間ほど粘ったが、私だけではなく他のメンバーも誰も釣れず絶望の予感が漂っていた。ところが、もう暗いし次の一投で終わりにしましょう、の「次の一投」で執念のヒット!
しかもそのあと連続ヒットし、2匹のアオリイカを釣り上げることに成功した。主催の森さんもほっと胸をなでおろしていた。ひやひやさせてすみません。今回はシロイカだったけど、アカイカとクワイカも釣りたいな。南へ遠征しよう。
カミナリイカ
唇のような迫力のある模様が格好いいカミナリイカ。水族館では何度も会っているが釣り上げたことはなかった。またしても富山にお邪魔して、本命アオリイカのサイドディッシュ的な感じ(贅沢)で釣らせていただいた。
ヒレの縁のメタリックグリーンがおしゃれだね。
この写真を撮った直後にカンナからイカが外れて落下、写真を撮ってくれていた天おじにクリティカルヒット。ごめんなさい・・・(エギもロストしてほんとすみません)
この釣りは天おじの所有の船で天おじ操船、仕掛けまで準備していただき、ざざむしさんからの釣り方指導、玉置さんからの借りタックルという贅沢釣行。本当にいつもありがとうございます。あと一緒に富山来て釣りに付き合ってくれたのんさんありがとう。
それにしても富山ほんといいところだな・・・いい思いだけさせて貰ってるからだろうけど。すごく住みたくなってしまう。
まとめ
2年間で新たに5種類のイカを捕まえることができた。自力で見つけて釣り上げて…という理想からは程遠く、ベテラン勢のみなさまに面倒を見ていただいてなんとか、という感じ。本当にありがとうございます。
2年前時点で「釣り初心者」と名乗っているが、そこからスキルが上がっていないのが色々と問題。しばらくやってみてわかったのは、自分は釣りそのものが趣味という感じではないということ。楽しいは楽しいのだけれど、イカに会える手段としての側面が大きい。でもやっぱり自分のことは自分でできるようにならないと困るし、そのほうが釣れた時の喜びも大きいので勉強と練習は続けていく。
残るは18種類+α。まだまだ完全達成までの道のりは遠い。来年はシリヤケイカ、スルメイカ、ソデイカ、ヤリイカあたりを攻めたいと思う。この表に載っていないイカも含めて、「この辺にこのイカいるらしいよ~」という情報お待ちしています。一緒に釣り行こうよ、というお誘いも待ってます。