「お茶を淹れる」という習慣がないまいけるです。 そもそも我が家にティーポットはない。
お茶が嫌いなわけではなく、好きなのだけれど、 人に淹れてもらうことにあまりに慣れ過ぎて自分で入れる習慣が身につかなかった。
そのくせ、たまに猛烈に飲みたくなり衝動的に茶葉を買ってしまう。 RidgwaysのH.M.B.(Her Majesty's Blend)が棚にあったので、このままダメにしてしまうくらいなら、とシフォンケーキに入れてみた。
紅茶シフォンケーキを作る
HMBはセイロン、アッサム、ダージリンをヴィクトリア女王のために特別な配合でブレンドした紅茶だそうだ。 ロイヤルミルクティーを作るために買って、牛乳を買い忘れてストレートで飲んだきり。その時の淹れ方が悪かったようで(急須)、当時はそこまで感動的に美味しいとは思わなかった。 しかし、シフォンケーキに入れてみると相性がバッチリ。もう3回も焼いちゃった。 少しもったいない気もするが、美味しく食べられるならそれで良いのだ。
リッジウェイ H.M.B(ハーマジェスティーブレンド) 50g
- 出版社/メーカー: ハマヤ
- メディア: 食品&飲料
- この商品を含むブログを見る
材料(直径17cmのシフォン型1台分)
- 卵(M玉)・・・4個
- きび砂糖・・・70g
- 太白ごま油・・・25g
- 紅茶葉(Ridgways H.M.B.)・・・5g
- 熱湯・・・30g
- 牛乳・・・20g
- 薄力粉(エンジェライト)・・・70g
作り方は基本的にはプレーンシフォンと大きくは変わらない。
下準備として、小さめの耐熱容器に紅茶葉を入れて置き、沸騰させた湯を30g注いで蓋をし、5分ほど蒸らしておく。 茶葉が開いたら、牛乳を20g追加して混ぜておく。 あまり大きな茶葉は口当たりに影響しそうなので、ふるいにかけて細かな茶葉だけ選別。
あとは、普通のシフォンケーキと同じように作る。 卵黄と砂糖を摺り混ぜ、油を入れて良く混ぜたら、作って置いた紅茶液を茶葉ごと加えて良く混ぜる。
薄力粉も加えて、まぜまぜ。 茶葉が水分を吸う分、水や牛乳を増やしたほうが良いのかと思い、水分合計60gで焼いたこともあった。 美味しいことは美味しいけれど、その時は少し上部が水っぽくなり、花割れしなかった。再現させていないのでそれが原因かははっきりしないが。 とりあえずこのレシピ(熱湯+牛乳=50g)で2回は成功している。
メレンゲはいつもと同じ、やわらかく先端がお辞儀するくらい。
卵黄生地と合わせたところ。
170度に天板ごと予熱したオーブンで、40分焼いた。 綺麗な花割れだ。何回焼いてもこの花割れができるかどうかでドキドキできる。
小さな穴と焼き詰まりが少しあるけれど、ふわふわもっちりの焼き上がり。 ほおばると紅茶の豊かな香りが広がって幸せだ。この紅茶は甘さやミルク感と合わせた方が引き立つのかも。
ちょうど会社の懇親会的なものがあったので、ラッピングして持って行った。 まずまず好評だったのでは。(みんな大人だから不味いとは言わないからね・・・)
この紅茶シフォンケーキ、私は特別気に入ったので本当は毎日焼きたいくらい。 焼き詰まり解消してもう少し高さを出したいな。コーンスターチを少量加えると良いと聞いたので次回はそれを試してみよう。