シフォンケーキの失敗_割れずに持ち上がる・型外しで穴が開く

前回に引き続き、シフォンケーキの失敗談。
なんと2回も連続で失敗してしまった。まぁシフォンケーキには良くあることよ。

前回は、焼き縮みと焼き詰まり。

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焼き時間が短かったこと、オーブン庫内の温度が少し下がっていたこと、型自体がキンキンに冷えていたこと、などが原因とみられたので 170℃でしっかり予熱、型は20℃程度の室内で保管、焼き時間は長めに設定してオーブンの前に張り付き、36分で焼き上げた。

すると、焼き縮みと焼き詰まりは改善したのだが、また新しい問題が発生。
ブログネタ的には嬉しいけど、そろそろ成功させてほしい。

割れずに持ち上がる

シフォンケーキは、型よりも高く膨らみ、花のように何か所か割れるのが良い仕上がりと言われている。

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花割れシフォンといいます

ところがどっこい、今回のシフォンケーキは意地でも割れないぞという感じ。 生地表面に妙なうねりが発生し、そのまま上に持ち上がる。そして割れない。

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奇抜な構造物みたいになってしまった

シフォンケーキって焼くたびに微妙に割れ方(あるいは割れない)が違って面白い。同じように焼いているつもりなのだが。 シフォンケーキの割れ具合で占いとかできそう。

割れずに持ち上がるとき

こんな風に焼き面が割れずに持ち上がるときは、温度が高い時かな。
かな、というのは過去にこんな風になったのは2回くらいしかないから確信が持てないのである。 設定温度自体を高くしたときや、シフォンケーキを焼く前にオーブンを使っていたりして、庫内の温度が上がっているときなどにこれが起こった。

今回も、シフォンケーキを焼く直前にオーブンを使っていたので温度が高かったのかもしれない。
庫内の温度を正確に測れば検証が出来そうだが、しばらくは今までの経験で得た感覚を元に調整してみようと思う。

味としてはそこまで悪くないし失敗というほどではないかもしれないけれど、やっぱり花割れシフォンが一番よ。

型外しで穴が開く

さぁ、これですよ。これが私の一番苦手なところ。
型外しが苦手なことを忘れてウキウキで金属型を買ったけど、10年前も最後まであまり得意にならなかったんだよな・・。

紙型だとペロっとめくるだけなのでとても便利。 対して、金属型の場合は当然ペロっとむくわけにはいかず、生地と型との間をナイフでなぞって型から外す必要がある。 型の側面、中央、底と3か所をナイフでこそげる。ここは味には影響しないとはいえ、シフォンケーキの見た目に関わる重要ポイントなのだ。

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真ん中あたりがえぐれてぼこぼこ

側面は綺麗にできたのだが、底をこそげる際に失敗。 中央付近が何か所かえぐれてしまった。切り分けてしまえばさほど気にならないけれど、どうせだったらここも上手にできるようになりたい。

型外しで穴が開く時

こんな風にシフォンケーキの底(取り出した後は上面になる部分)や、側面がえぐれてしまうのは、シフォンケーキナイフを型に押し付けすぎているときである。

シフォンケーキナイフとはその名の通りシフォンケーキ専用のナイフで、型から外しやすいように柄の部分に角度がついており、刃部分は弾力がある。

この弾力があるがゆえに扱いやすくもあるのだが、デメリットもある。ナイフを型に押し付けすぎるとナイフがたわみ、グッと内側に入ってしまうのだ。 それでケーキがえぐれてしまうということになる。

対策としては、たわむほどナイフを押し付けすぎないようにするか、弾力のないナイフを使ってみるか。 なかしましほさんのレシピでは、グローバルのペティナイフを使っていた。 私も持っているので次はそれで試そうかな。

グローバル ペティーナイフ 刃渡り 13cm GS-3

グローバル ペティーナイフ 刃渡り 13cm GS-3

そしてこれは最近知ったのだが、なんとナイフを使わずに手でシフォンケーキを型から外す「手外し」という技もあるらしい。 これも何かの機会に試したら、結果をアップする予定だ。

多少失敗しても、シフォンケーキは軽くてスイスイ食べられるので消費が辛くないという点が有難いな。 プレーンを成功させて、そろそろ混ぜ物をしたシフォンケーキも焼きたいぞ。