オレッキエッテ(耳型ショートパスタ)を手打ちした話

手打ちパスタを打ちたい

先週の日曜日、気分が乗ったので、うどんと中華麺を打った。 お気に入り製麺機でうきうきと製麺をし、隅から隅まできれいに掃除をした。

ほっと、一息。
・・・・ん。なんかまだやれるぞ。つくりおきを休んだので体力が余っている。さのくに氏は読書中で構ってくれないので、もう一仕事することにした。

あと打ったことのない麺・・・パスタだ。パスタにしよう。
しかし製麺機は掃除したてのピカピカ。きれいに仕舞った後。製麺機にもちょっと休暇を与えたいので、製麺機を使わないショートパスタはどうか。

ちょろっと調べた結果、特別な道具なしで成型できそうなものがあった。「オレッキエッティ」。
イタリア語で「小さな耳」という意味のプーリア州のパスタだそうだ。過去に、ムール貝のソースで食べさせてもらったことがあるが、非常に美味しかった。セモリナ粉もゼロゼロ粉もないけれど、強力粉と薄力粉でなんとかしてみよう。

オレッキエッテを作る

レシピは「シェフごはん」を参考にした。 chefgohan.gnavi.co.jp

まずは生地作りから。
元レシピではセモリナ粉300gを使用しているが、今回は用意がなかったので、強力粉180g、薄力粉120gを合わせたもので代用した。生地の材料をすべて合わせ、つやが出るまで練り、20分休ませる。 f:id:maicos555:20171004143833j:plain

これを直径1.5cmほどのひも状に伸ばす。乾きやすいので、すぐに使わない生地はラップしておくこと。

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本当にすぐ乾いてしまうので、しっかりラップをしよう。

ここからが成型である。端から1cmずつカット。断面を上にして置く。

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この状態で既にかわいい。

生地の上にテーブルナイフを置き、押しながら横に滑らせる。

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2、3回やればコツがつかめる。

こんな感じにクルっとなる。

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クルッとお洒落なカールがつけばOK

丸まっている生地のナイフを当てた側(今内側になっている方)をグッと指で押し出す。裏返すイメージ。ほい、出来た。

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ナイフで擦ったほうを表にするように。面白い形。

あとはこれをひたすら繰り返すのみである。ちまちました作業が好きなまいけるには良い気分転換になった。苦手な人にはおそらく地獄。出来たものはバットに並べて乾かしておく。大量生産され、並べられていく耳。

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重ならないように並べて乾かす。

このまま、すぐに茹でても良いし、食べない分は冷凍できる。冷凍するときは打ち粉を忘れずに。 あとは好きなソースで食べるだけだ。

今回はたまたま、頂き物のアミガサダケの余りがあったので、みじん切りにしてクリームソースにしてみた。アミガサ+クリームは堪らん美味しさ。 オレッキエッテ自体はセモリナ粉でないせいか、正直、パスタ感が薄いが、ソースが旨いので文句はない。

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贅沢にアミガサタケ入りのクリームパスタ。

一番オーソドックスなのは、ブロッコリーを使ったものだと聞いたので、こちらも作ってみた。 アンチョビとにんにくのパンチある香りが食欲をそそる。ブロッコリーはさのくに氏に人気のない野菜であるが、この食べ方は気に入ったようだ。パスタのくぼみにソースがよく絡んでGood。

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実は塩加減を間違えて、ややしょっぱかった。

楽しくて美味しい、手打ちパスタの初体験となった。次回作るときは是非、セモリナ粉を用意しておきたい。 それまでに冷蔵庫の大量のうどん粉と強力粉と薄力粉を消費しなければ・・・

デュラムセモリナ粉 500g 袋

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