生のタコを手に入れたなら

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先日、粟島で捕まえてそのまま冷凍庫に放り込んだタコを、忘れないうちに食べることにした。 さのくに氏が捕まえたのが3匹、チャンプからおすそ分けしていただいたのが2匹。 小ぶりだけれども5匹あれば結構色々作れそう。

タコを捕ったときの様子はこちら。

www.michael-sepio.com

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生タコと言えば、最近ぶち猫さんがピッタリの記事をUPされていたはず。
Twitterで集まったタコの美味しい食べ方を、ぶち猫さんが素晴らしい腕前で作りまくるというよだれが止まらない記事。

buchineko-okawari.hatenablog.com

 
タコ捕り功労者であるさのくに氏にこちらの記事をタコの料理カタログとして見せて、この中から食べたい料理を選んでもらうことにした。

タコのセビーチェ

すっぱいもの好きなさのくに氏がまず選んだのはセビーチェ。
タコとトマト、玉ねぎ、パプリカ、きゅうり、青唐辛子、フレーク状の朝天辣椒を合わせて、たっぷりのライムのしぼり汁、塩、オリーブオイルとワインビネガーで味を付けた。 タコはオリーブオイルの中で80℃ 1時間低温調理したもの。ぶち猫さんは4時間加熱されていたが、段取りが雑な私は後ろが押してしまって待てず、1時間で引き上げた。(その割に、調味料と合わせてから一晩寝かせたのだけど・・・)  

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彩り鮮やか、タコのセビーチェ。

爽やかで、前菜としてパクパク食べられる味。さのくに氏も気に入ったようだ。タコはすごく柔らかい、とまでは行かなくても十分美味しい歯ごたえで安心した。 低温調理したタコが少し余ったので、そのままでも食べてみる。ちょっと薄味だけれど、うま味がじゅわじゅわ。こりゃイケる。  

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オリーブオイル低温調理タコ。

タコのザンギ

つづいて揚げ物、タコザンギ。
これはぶち猫さんのレシピ通りに下味をつけて、揚げた。どうやったって旨いに決まっている。 お酒が止まらぬ、嬉しいおつまみに。
しかし、水気のふき取りが甘かったのか揚げる際にものすごくハネた。顔と腕にやけどを負って、調理時にかなり気分が下がった。 皆さん、タコをあげる際は水気をしっかりふき取り、長袖で離れて調理しましょう。

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タコザンギ。スダチを添えて。
 

ペンさん流、タコ焼いたやつ

最後は、ぶち猫さんではなく、ペンさん(https://twitter.com/2agent)のレシピ。
こちらは以前、ペンさんにふるまっていただいたことがあり、その時の印象がとても強くて今回レシピをお借りした。

気になる作り方は、こう。
ぬめりを取ったタコをぶつ切りにして、トースターや魚焼きグリル等で焼く。味付けなし。以上。

あまりにシンプルすぎて拍子抜けしてしまうのだが、これがすごく美味しいのだ。 不思議とタコが柔らかく、タコ自体の香り、味わいがとても濃く感じられる。 味付けもしていないし、私はぬめり取りの際に塩も使わないのだが、ちょうどよい塩加減でどんどん箸が進んでしまう。

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ほんとに、これだけ。

串に刺したタコ天も作ろうと思っていたけれど、タコザンギの油はねでテンションが下がったため、すべてペンさん方式で焼いた。 串に刺して焼かれるタコ足と獅子唐。

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すべて焼いてしまえ。

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なまめかしいタコの足。

これは騙されたと思って、皆さんやってみて欲しい。
かける労力は最低限なのに、こんなに美味しいなんて。茹でるのとも揚げるのとも、低温調理とも違う。新鮮な地だこが手に入ったら是非。

さて、ここまで作ってもまだ実はタコが余っている。
まいけるは生タコが手に入ったら一度やってみたいことがあったので、それに使おうと思う。 次回、「干しダコを作ろう」。お楽しみに。

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