春のうきうき日本酒会_燻製と豆苗ちくわ春巻き

春はやまもと。 やうやう赤くなりゆく顔色、こころよく、 持ち寄り料理のむまさうな湯気のたなびきたる。            -まいける納言

山本、という秋田のお酒がありまして。 このお酒の季節限定ver.を一緒に飲みましょう、という会をやりました。 発案者は友人夫婦。昨年の夏は「山本 ドキドキ」を持って我が家へやってきて、それが非常に楽しかったので、春の会も是非やりたいとお願いしておいたのだった。

いつもの通り、昼からのんびり開始。酒は昼から飲むに限るよ。
春の限定酒は、「山本 うきうき」。パンチのあるピンク色のラベルだが、味わいはさらりと軽め、飲み飽きない感じ。

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さらりと軽く、春の気分にぴったり。

今回は、K氏(旦那さん)が手作り燻製を持ってきてくれた。ちくわ、鶏ささみ、ホタテ、餃子、ウズラの卵(写真撮り忘れ)をウィスキーオークで燻ったとのこと。 これがうまいんだわ。特にちくわが化けた。水分が飛んでギュッとしたちくわは歯ごたえも楽しい。刻んでいろんなものに入れたい。ポテサラとか。ホタテは売り物みたいだった。

家でこんな燻製が作れたら楽しいだろうな。K氏はこれでは満足していないらしく、近々専用の燻製器を買うらしい。燻製はまいけるも興味があるところだが、K氏が美味しいのを持ってきてくれるので、自分で作らなくてもいいかなと思い始めた。 日本酒を飲む会、と言いつつ、各人、ウィスキーを注ぎはじめてしまう・・・ 。

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ちくわの燻製があんなに美味しいなんて。
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珍しい餃子の燻製。

そしてUさん(奥さん)の豆苗ちくわ春巻き。今回のMVPは間違いなくコレ!! 刻んだちくわと塩コショウした豆苗を皮で巻いて揚げるだけという金銭的にも時間的にも負担が少ないレシピながら、めちゃくちゃ旨い。 豆苗とちくわを単純に足した味ではない。箸が無限に進むつまみだ。 たまに「アタリ」としてチーズ入り、カニカマ入りがあって楽しかった。チーズ入り推し。 日本酒にもウィスキーにもビールにも合う。 春巻きって具を作るのがダルくて嫌厭しがちだったが、これなら簡単にできそう。 f:id:maicos555:20171004143613j:plain

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たまにチーズが入っていると嬉しい。

我が家からは日本酒用に、アジのさんが焼。房総の漁師料理、なめろうを焼いたものである。 まいけるにとっては思い出の味。父が作る数少ない料理のひとつであった。

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これは日本酒でもビールでもいけます。

パテ・ド・カンパーニュも味見してもらった。今回は前回の反省を生かして、少し作り方を変えた。

  • 鶏レバーと玉ねぎ、にんにくをかなり細かくたたく
  • 豚トロを追加
  • クミンをほんのすこし追加
  • 重しをキッチリ

もうこの時点で相当お腹いっぱいだったはずのなのだが、美味しいといって食べてくれたK&U夫妻に感謝。 さのくに氏からは「前回より美味しい」との評価で満足だ。

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ぎっしり詰まっているので一切れでおなかいっぱい。

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私も記憶があやふやだが、みんなで太田和彦「ふらり旅 いい酒いい肴」、吉田類「酒場放浪記」を見ているうちに男衆は床、ソファで撃沈。いつの間にか一升空いていた。 残ったUさんを捕まえて製麺機を自慢するまいける。 この日のために作っておいた生地を取り出し、強制的に製麺させる。 「楽しい!」と言ってみんなの分の麺を作ってくれたUさん、ありがとう。

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製麺機の後ろに見えるのは、K氏の尻。

すっかり良い気持ちの2名をたたき起こし、まいける汁なし担々麺・改を食べてもらったところで今回はお開き。ご馳走様でした。これに懲りず、また来てね。 f:id:maicos555:20171004143934j:plain